FACCIAMO LA MUSICA

ヴァイオリン奏者がヴァイオリンについて語るサイトです

近状報告(オーケストラの話)

2022年のRAIの南イタリアツアーでのリハーサル写真 大変お久しぶりの投稿となってしまいました。 このブログを始めたのは丁度コロナのロックダウンが始まって(特にイタリアは外出制限がとても厳しかったです)家にいる時間が長くなりやることを探そうと、これ…

レッスンの話や最近の活動まとめ

イタリアでは新学期が秋始まりなのでそれに伴い最近は外に出る事も増えました。 ブログが滞り気味ですが頑張って続けていける様頑張りたいところです。

楽器の調整を頻繁にする事=良い事なのか?

楽器の調整は普段、日本に帰国するタイミングでお世話になってきた楽器屋さんに行くようにしています。 ただ、このコロナの影響で日本に帰れない今、トリノの弦楽器職人さんの工房に数年ぶりにお世話になる事になりました。 その工房の職人ご夫婦の奥さんが…

音楽で故人を見送る

先日、私の年上の友達であり、務めている音楽教室の代表者であるご婦人Mさんのお母様が亡くなられました。 お母様の最後の見送りとして演奏をして欲しいと頼まれ、昨日演奏してきました。

保育園時代のお稽古の話

私がヴァイオリンを習い始めたのは3歳の頃で、きっかけはアマチュアのオーケストラでヴァイオリンを弾いていた母の提案でした。 小さい頃の私の話が小さい子を持つ保護者の方の参考になればと思います。

ヴァイオリンレッスン日記⑦

前回のブログ投稿からかなり時間が経ってしまいました。 他に書きたいの事はあるのですがここでは定期的に書いているレッスンの様子のお話をまとめていきます。 夏休みの過ごし方 時間のある休み期間だからこそレッスンを休まない レッスンの態度と伸びしろ …

この秋から開校!トリノの新しい音楽学校IMUSE

次年度(イタリアは年度の変わり目が秋) からトリノで新しい音楽学校が開校され、私もヴァイオリン講師としてこの学校に関わる事となりました。 学校名はIMUSE(アイミューズ)といい、主に音楽院の本科(日本でいう音大入学レベル程度)までの生徒が勉強する目的…

ヴェナリア宮殿で演奏してきました~Duo Giapu~

Piazzolla Histoire du tango Bordel-1900 先日8月7日、ヴェナリア宮殿の庭園にてDuo Giapu(デュオ・ジャップ)としてピアニストの小坂日菜子さんと演奏させて頂きました。

ヴァイオリンレッスン日記⑥

この最近のレッスンの状況等のまとめです。 特にこれまでと大きな変化があったという訳ではありませんが、簡単に近状をまとめていきます。

滞在許可証と住民票の話

以前の記事でも書いた事がありますが、イタリアに滞在する為に必要な書類等の為に散々悩まされたりかなりの時間と労力を使ってきました。

È bella città Bardonecchia~バルドネッキアとこの数日の話~

7月19日からフランスの国境が歩ける距離にあるピエモンテ州の端にあるバルドネッキアという街に来ています。 山に囲まれているので天候が例年不安定なのですが、今年は天気も良く程よく涼しくて快適です。

20世紀のヴァイオリニストと幼少期の記憶

menuhin plays bach まだ小学生になる前後の話だと思うのですが、小さいながらにテレビ越しで凄い人だなと思ったヴァイオリニストは今でも忘れられません。 記憶があやふやなので、もしかしたらどの演奏家をいつ見たかが間違っているかもしれませんが、私が…

ヴェルチェッリで演奏してきました

先週トリノから電車で約1時間のヴェルチェッリ(Vercelli)という街で演奏してきました。 以前オーディションで優勝して、その特典として今回演奏会に出演する事となりました。

ヴァイオリンは好き、けれど練習は嫌い

私はヴァイオリンを弾く事や音楽は好きだけれど、練習が嫌いでした。 できる事ならサボっていたいと思うくらい練習が嫌いでした。 きっとヴァイオリンを弾いている人の中にもそういう人はきっと多くいると思います。

ヴァイオリンレッスン日記⑤

約2週間に一回の恒例のレッスン日記です。 イタリアでは自粛が解除されてきておりそれに伴い、予定が入ったり急遽キャンセルになったりで、急遽生徒さんにレッスンの時間をを変えて貰ったにも関わらずその時間が空いてしまったという事が何度か起こってしま…

本番直前と本番の日の過ごし方

普段の過ごし方や練習の仕方というのは自分の実力に関わってくるので、地道に頑張る以外ないのですが、本番直前の過ごし方で演奏は随分と変わってきます。 これまでの体験談等も含めて本番直前と本番の日の過ごし方や意識の仕方について書いていきます。

テクニックに合わせた基礎練習③~弓の練習~

基礎練習について紹介するシリーズです。 今回は主に右手の使い方に特化した本や練習についていくつか紹介していきます。

【行動制限以来初の舞台】オーディションで1位を頂きました

昨日6月26日はヴェルチェッリというトリノから電車で約1時間ほどの街でオーディションを受けてきました。 考えれば昨日のオーディションが、舞台で演奏する2月末以降初の本番でした。

コロナ以降初の演奏会

ようやくこの最近ライブや動画でなくてお客さんが来れる生の演奏会が出来るようになりました。 遂に私も演奏会がいくつか入り始めました。

(個人的な)イタリアで生活する話

基本的にこのブログではヴァイオリンと音楽に関わるイタリアの話がほとんどでそれ以外の事はあまり書かないのですが、今回は私事の話をいくつかしていきます。

ヴァイオリンレッスン日記④

日本と同様、行動制限がイタリアでも解除されて、日常でも変化が出てきた事でレッスンの日時も変化が出てきました。 オンラインの生徒さんとは一番長い期間で約2か月半程となりましたが、この短期間でも良い意味で随分変わったと感じています。

指の柔軟性と独立

ヴァイオリンの音程は主に指板を押さえる左手で決まります。 この左の指が独立し、柔軟性がないと良い音程、高度なテクニックを弾きこなせません。 ではどの様に指を鍛えていけばいいのでしょうか。

楽器の扱いの話~弓の毛替え、弦の張り替えの頻度~

よく楽器についての質問で、弦を変えたり弓の毛を変える、その他調整の頻度について質問されます。 頻度は人によるので何が正解という事を明確にする事は出来ませんが参考までに調整に関する事を今回は書いていきます。

元を辿ればトリノのヴァイオリニスト~ヴィオッティとトリノ~

私がトリノに初めて訪れたきっかけは作曲家でヴァイオリニストであったヴィオッティという人の存在でした。 ヴァイオリン弾きならヴィオッティのヴァイオリン協奏曲なら知っているという人は多いと思います。 実はトリノはヴァイオリニストを数多く輩出して…

音の発音、出し方の話

大学受験の際、先生に最も厳しく言われた事は音の発音についてでした。 まず音の発音、出し方のコントロールが出来ないと音階が綺麗に聴こえないという最も最初の段階で減点になるからでした。 少しコンクールや試験向きの話の様な感じになりますが、今回は…

3か月振りのリハーサル

6月から音楽院では一部生徒に限り条件付きで授業やレッスン試験を行う事が可能となりました。 今回はこの数日のトリノの様子を書いていきたいと思います。

低価格の初心者向け楽器はどんな音?

私自身、ずっと気になっていた初心者向けの低価格の楽器を実際に手に入れて弾いてみました。 今回は約8500円の初心者向けのヴァイオリンのレビュー等をしていきたいと思います。

ヴァイオリンレッスン日記④

定期的に書いているレッスン日記シリーズです。 前回から約2週間が経ったのでまた新たに書いていきます。

テクニックに合わせた基礎練習②

前回の記事でセヴシックの基礎練習をいくつかご紹介しました。 引き続き基礎練習についてのお話をしていきたいと思います。

テクニックに合わせた基礎練習①

ヴァイオリンを弾く事において基礎を網羅すれば大抵の曲は弾けるようになります。 今回はテクニックに合わせた教材等を紹介していきます。